昨日の土曜日ふと思いついて、井山の宝福寺に行ってみました。
行ってみると写生をされているグループの方々や、何か車で搬入されている方やで
いつもより大勢の方々が境内におられた。
何かのイベントがあるのかなと、辺りを見回していると、境内のあちこちにアート作品を
展示されている。
そういえば今月の19日(日)から26日(日)の一週間『総社芸術祭2013』が開催される
という情報が市報に載っていたなと思い出した。
で、改めて辺りを見ると今回のテーマである赤と黒でデザインされた幟があちこちにたっている。
今回のテーマ
< ~赤と黒~
今 吉備野を渡る 真紅の薫り 漆黒の響き
赤: 鬼とされた温羅 その流れる血 血吸川 たたらの炎 宝福寺の三重塔
豪渓のもみじ タンチョウの冠 古代米 赤米
黒: 雪舟の描く水墨画の墨 彼がまとう袈裟 鐵 くろがね 国分寺の五重塔
高梁川の伏流水 黒媛伝説 古墳 石室>…総社市の市報よりコピーペースト。
と言う事で、ここ宝福寺に展示されているアート作品もそれにちなんだものだそうです。
作業やスケッチの方々の邪魔にならないよう写真を写しつつ回りを見ていると
ひときわ大きなアート作品を搬入されている方々が...
横で見ているのもなんなので少しお手伝いさせて頂きました。
お一人の方は面識が無かったのですが、もう一方は昨年の『れとろーど』で終了間際
にムリを行ってこの作品を写させて頂いた『平田敦司氏』
井内誠一氏作の『転位』です。
直径は3mありそうです。
つぎの作者は、美作市から来られた『糸日谷晃』=『いとひやひかる』氏の、からくりで動く作品『モンスター』です。
木工の作品で、本来ならば作品の下を水路が流れ、その水の勢いで『からくり』が動作するそうです。
職業柄ギヤが組み合わさったメカ的なものがあると構造が気になって近くで見てしまいます。
最後にインパクトのある作品を。
西平孝史氏の作品です。
吉備の国の伝説に登場するる『温羅(ウラ)』をモチーフに作られて、宇部市にはこの倍の約4m
の温羅がいるそうです。
ここに置いてある作品は1/2スケールで作られているとのことです。
今日は眠くなってきて文字が乱れてきたので又次回その2へと続くと思います。
又、開催期間が一週間と長いので、興味ある方は来られたらいかがでしょうか?
どの作品も熟慮されて配置を決められていると思います。
私的には元々ここにあったのでは??と思われるほど境内の風景になじんでいる作品が
大変多く感じました。